「私は家と結婚したんじゃないもの」というけれど

そろそろ義理の母の1周忌なので、
書きたくなりました。
義理の母が亡くなった後に
もっと話を聞いておけばよかったなぁって
思うことがたくさん折々に触れて出てきます。


私は長女で相方さんは長男で、
嫁というものは、
当たり前に両方の親の面倒を見て
看取るものなんだと結婚を決めた時に
私は勝手に思ったわけです。
なので、義理の母が亡くなったときも
ちょうど無職期間だったので、
家事したりなんだりと田舎へ帰ってお手伝いを
ちょっとだけしてました。
相方さんの実家へ家族が集まるときは、
食事を作ったり心配したりするのは
嫁である私の仕事だと思っているし、
やって当たり前、当然だとは思うんだけど、
(私子供産んでないし・・・相方さんの弟の嫁を見ていて
子供は立派な免罪符だなーって思った)
でも相方さんにだけは当たり前にやって当然って
思ってほしくないなーっていうわがままな自分がいたりして。
そこはまあ、・・・ゆるしてほしい(笑)


ぶっちゃけねー、相方さんの弟の嫁が
うらやましいです。
旦那は次男で家継がない。(田舎へ戻らない)
子供さっさと産んで孫も旦那の実家へ見せた。
自分の親と同居で家建てて暮らしてる。
子供の面倒は自分の親が見てくれる。
さっさと復職。
働く奥様の理想に近いと思う。


本家の長男の嫁であるおばちゃんの
「(長男の嫁って)大変よね、わかるわ!」
っていう言葉は何より実感こもってて
心に響きました。
田舎とか都会とかまったく関係なく、
家族の付き合いが密な家や、
義理の家の考え方次第で
「家と結婚したわけじゃありません」ていう理屈が
通じなくなるなぁとしみじみ実感しました。


誰もがみんな、好きになった人の家族も大好き!
っていうふうにはなれないものね。