うんてんめんきょ

必要がまったくなかったので、
いままでほしいとは思いつつ、
なかなかチャンスがありませんでしたが、
時間ができたので去年の年末から教習所へ通って
普通自動車の免許を取得してまいりました。


まずこの年齢で取って良かったかな、って思う。
本当はみんな10代のときに取るもんなんだろうけれど、
よく高校生の子が言っていたのは、
「お金を払っているのはこっちなのに、教官がウルサイ」
という言葉。
まあ、他にも学科がウザいとかいろいろと耳に入ってきましたが。


もし私が18歳だったら同じこと思っていたかもしれないな、
とも思いましたが、
じゃあなんで教官がウルサイのか、
お金を払っていようがいまいがそんなものは関係なく、
彼らは凶器を乗り回す人を育成する仕事をしているのだから、
口ウルサクなるのは当たり前なのだと思うんです。
そういう風に考えられるようになったのは、
年を取ったからかな。
車を運転をすることとはどういうことなのかとか
じっくり考えたりもしたし。


便利な乗り物だけど、人を殺すことだって可能なのだということを
私は最初に乗ったときからすごく痛感していました。
だから車が怖かった。
こんなに重たいものを自分一人で運転し動かすことが
怖くて怖くて仕方がなかったのです。
ルールを守って、正しく運転すればそんなこともないんだな、
っていうのがわかったので怖くなくなりましたが、
今、何より怖いのは、他の車です(笑)


ついでに怖かったのは、3時間目くらいについた先生。
すごく厳しかったの。
でも仮免を取るときくらいには、
厳しいけれどとても優しい先生だということがわかって、
仲良しになりましたが、
体調を崩されてしまい、休職されてしまって
結局最後までお会いできなかったのが残念です。


試験を受けにきていた方のほとんどが
平成生まれなんだーって思ったときに、
愕然としましたよ、本当・・・。(笑)